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回線の種類と特徴を徹底研究

法人向けインターネット回線の種類と特徴

現在のビジネスシーンでインターネットがなければ、何もできないといって過言ではありません。

そのインターネットを利用するためには、当然インターネット回線が必要になりますが、どのような回線種類があるのかご存知ですか?
基本的に、どの回線も個人契約と法人契約に対応しており、法人は法人ならではのサービスが利用できます。

そこで今回は、法人向けインターネット回線の種類やそれぞれの特徴をご紹介いたします。

目次

1、法人向けインターネット回線の種類

法人向けインターネット回線の種類と特徴
まず、インターネット回線は先程も少し触れましたが、個人契約と法人契約に分かれます。

そこで、個人でも法人でもインターネット回線を引きこうしたとき、利用するのは大きく以下の2種類。

  • ADSL回線
  • 光回線

と、個人ではCATV(ケーブルテレビ)も利用できますが、法人の場合はこの2種類が主に利用されます。

特徴といっても既にご存知の方は多いかと思いますので、それぞれ簡単に特徴をご紹介いたします。

2、ADSL回線の特徴

ADSLとは、一般的な電話回線(メタル回線)を使ってインターネットに接続するサービス。
ADSLは、Asymmertric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)の略語。下りと上りの通信速度が異なることを表しています。

ADSLは後から紹介する光回線に押されて利用者は減っているものの、光回線の届かないような山間部の広いエリアで利用でき、NTTを始め、今でも多くの事業者がサービスを提供しています
大きなメリットは、ADSLは光回線と比較して安く、プランにもよりますが半額以下に抑えることも可能です。

ADSLの通信速度は、一般的に下り(ダウンロード)最大50Mbps上り(アップロード)最大5Mbps。
ただし、メタル回線を利用していることから、電磁波などの影響を受けやすく、NTT局舎までの距離によって速度が変動するケースもあります

3、光回線の特徴

法人向け光インターネット回線
光回線は、光ファイバーケーブルを使って光信号で通信する回線。
現在、家庭向けは勿論、法人契約でも主流のインターネット回線となり、そのメリットは何といってもずば抜けて通信速度が速く、電磁波など周辺環境からの影響をほとんど受けないので、安定したデータ通信が可能なことです。

ADSLは下り最大50Mbpsなのに対し、光回線は1Gbpsが主流。20倍近く通信速度に差があります。

光回線にも3種類のタイプがある!

また、一口に光回線といっても、光回線にも以下の3種類のタイプに分かれ、各事業所で顧客獲得競争が激しくなっています。

  • フレッツ光(NTT東日本・NTT西日本)
  • 光コラボレーション
  • 独自回線

それぞれの特徴をこちらも簡単に見ていきましょう。

フレッツ光(NTT東日本・NTT西日本)

フレッツ光は、NTT東日本・西日本が提供している国内最大の光回線サービス。

メリットは、何と言っても高速通信ができる上に安定していること。
また、様々なプロバイダーと提携しているので、光インターネットが普及する前に利用されていたADSLがそのまま移行できるため、圧倒的なシェア率を誇っています。

光コラボレーション

光コラボレーションとはNTTが提供しているフレッツ光を借り受け、フレッツ光の速度・品質はそのままに独自のサービスをプラスして提供しているインターネット回線サービス。要は、フレッツ光を通信事業者が名前を変えて提供しているだけのことです。

その光コラボレーションの主なサービス事業者は、

  • OCN光
  • So-net光
  • ビックローブ光
  • ドコモ光
  • ソフトバンク光

など、有名なプロバイダーや携帯キャリアといった事業者が提供しています。

利用するメリットは、フレット光の場合は回線とプロバイダー別々に契約する必要があったのが、光コラボレーションではまとめて契約が可能。
つまり、利用料金もお得になる上に請求窓口も一本化され、事務処理も軽減できるのです。

独身回線

フレッツ光と光コラボではNTTの光回線網を利用していましたが、NTT以外にも独自に光回線網を保有し、サービスを提供している事業者が存在しています。

その主な通信事業者には、

  • auひかり(KDDIの光回線)
  • NURO光(関東地域限定のSo-net光回線)
  • BBIQ(九州電力系の光回線)

その他にもBBIQと同じように全国各地ご当地の電気やガス事業者がインターネット接続サービスを提供しています。

特徴は、auひかりは全国展開しているものの、それ以外は地域密着型サービスなので地域が狭い範囲に限定されること。
また、フレッツ光や光コラボといった光回線を既に引いていても、改めて回線を引く開通工事が必要になることです。

以上、法人向けのインターネット回線をご紹介しましたが、現在は法人の約8割が光回線を利用しているのが現状です。
その光回線も、以前はフレッツ光一択だったのが、今では光コラボレーションといった事業所がサービスを提供しているので、比較しながら選ぶこともできます。

4、まとめ

現在のビジネスシーンでは、インターネット回線は必要不可欠なもの。なければビジネスが成立しないといって過言ではありません。

法人でインターネット回線の種類は、以前ならADSL回線でしたが、今や時代は光回線
その回線も、フレット光一択だったのが、光コラボレーションや独自の回線でインターネット回線を提供する事業者も現れ、料金などのサービスを比較しながら選べます。

基本的に、独自回線以外の事業者はNTTの光通信網を利用しているので、通信速度と品質にそれほど差はないといえるでしょう。

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