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5.172018
Wi-Fi(無線LAN)の併用がおすすめ!

Wi-Fiといえば今では生活する中で必要不可欠な存在となり、屋外にもWi-Fiスポットと呼ばれるサービスも増えていますよね。
通常、法人では光インターネット回線が導入され、LANケーブルで接続する「有線LAN」でネットワークを構築するのが一般的。
そこで、電波で通信を行うWi-Fi、いわゆる「無線LAN」の併用がおすすめ!
有線LANと無線LANを併用することで両方のメリットが生かされ、より快適なネットワーク環境構築が可能になるのです。
そこで今回は、Wi-Fiの簡単な説明と、法人で有線LANと無線LAN(Wi-Fi)を併用する方法をご紹介いたします。
目次
1、Wi-Fiとは?無線LANとの関係性
Wi-Fiといえば、今では身近な存在になりましたが、そもそもWi-Fiは無線LAN (Local Area Network)の規格の一つ。
一般的に無線LANと同じものとして、パソコンやスマホ、タブレットなどの通信デバイスといったネットワーク接続に対応した機器でLANケーブルを使わずに、無線でインターネットに接続する技術になります。
現在、市販される無線LANルーターのほとんどがWi-Fiを搭載しているので、無線LANをWi-Fiとして扱われるようになりました。
普通に利用している分には「Wi-Fi=無線LAN」で問題は全くありませんが、厳密に表現すると ”無線LANという大きなくくりのなかにWi-Fiがある” ということになります。
2、法人で有線LANと無線LAN(Wi-Fi)を併用する方法
一般的なオフィスでは、光インターネット回線の回線終端装置(ONU)とルーターを接続したあと、各自のパソコンと接続するとは、
- ルーターとパソコンをLANケーブルで接続する「LAN有線」
- 無線(Wi-Fi)で接続する「無線LAN」
といった接続方法が使われますが、この2つの接続方式を併用することで、より快適なネットワーク環境の構築が可能になります。
そこで、有線LANと無線LANそれぞれの特徴を確認しておきましょう。
有線LANの特徴
有線LANは、LANケーブルを使用して接続するため、通信速度が早く接続が安定しているメリットがあります。
主に情報量が多いデータ通信で使われ、有線なのでデータ流失のリスクが低いのも特徴です。
しかし、ルーター付近の配線がゴチャゴチャになりがちで、部屋を跨いでネットワーク接続するときに不便さがあります。
無線LAN(Wi-Fi)の特徴
無線LAN(Wi-Fi)の大きなメリットは、何といっても電波が届く所ならどこからでもインターネットに接続できること。
そのため、オフィスの模様替えなど、配線が不要なのでスムーズに行えるようになり、機器の周囲も綺麗にできる特徴があります。
ただし、有線LANと比べると通信速度が遅く、障害物などの影響を受けやすい特性があります。また、無線でデータ通信を行うため、セキュリティ面でデータ流失のリスクも高くなります。
違いを簡単に表現すると、無線LANと有線LANを比べると通信速度が速く安定しているのは有線LAN。その他には、無線LANは電波が届く場所ならどこからでもネットワーク接続できるのも大きな特徴になります。
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の併用方法
ここまでの説明で、有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の特徴を説明しましたが、通信速度や安定性を保ちたい機器は有線LANと接続し、場所を気にせず自由に使いたいものは無線LAN(Wi-Fi)を利用するのがポイント。
そうなれば必然的に、
・デスクトップPCは有線LAN
・ノートPCは無線LAN(Wi-Fi)
というように接続すれば効率的に利用できるようになり、スマホやタブレットなどの通信デバイスも無線LAN(Wi-Fi)に接続させれば、パケット代の節約になるのでおすすめです。
そのとき無線LANと有線LANを併用すると別々のルーターが必要なると考える方もおられますが、一般的な無線LAN(Wi-Fi)ルーターには有線LANが内蔵されているため併用は可能。無線LAN(Wi-Fi)ルーターの本体には標準でWANおよび4つのLANポートが用意され、繋ぎたい機器をLANケーブルで接続すればインターネット接続ができます。
3、まとめ
今回は、Wi-Fiについて説明しましたが、法人の光インターネット回線の配線で、有線LANとの併用がおすすめ。
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)それぞれの特徴を生かして社内ネットワークを構築することで、オフィスが洗練されたイメージになり、かつ効果的にネットワーク接続が可能になります。
Wi-Fiといえば、今ではスマホやタブレットの普及の拡大によって身近なものとなり、法人でもインターネット接続などに上手に併用すれば、通信コストの削減や業務効率の向上に繋がるではないでしょうか。
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